ちょっと特殊な仏具の名称と使い方まとめ

この道具の名前、ご存知ですか?

chochin

たくさん種類があるので、この写真ではいまいちピンと来ないかもしれませんが、「盆提灯」といいます。

お盆のときにお仏壇の前に飾り、ご先祖様や故人が迷わないよう、迎え火、送り火の意味で飾ります。

家の内外に置くこともあります。

盆提灯は、宗派による違いはないので、家やお仏壇に合わせて選びます。

今回はこのような、普段のご供養以外に使う道具をご紹介します。

霊具膳

ryouguzen

初七日から四十九日、百カ日、祥月命日、法事、春秋のお彼岸など、特別な日に仏前にお供えするお膳です。

浄土真宗では用いません。

また宗派によって配置の仕方が異なることがあります。

木魚

mokugyo

読経のときに使われます。

魚は水中で常に目をひらいたままでいることから、読経中に眠らないようにという戒めの意味が込められ、魚を模したといわれています。

精神を統一するために使うともいわれます。

すべての宗派で使用されるものではなく、主に禅宗や天台宗、浄土宗などで用いられています。

また、日蓮宗では「木鉦」という梵音具を使用します。

mokusho

供花

kuge

法要など特別な日に餅や菓子、果物などを供えるための台です。

蓮華の花びらを形どっています。

主に浄土真宗で用いられ、右は本願寺派用、左は大谷派用です。

輪灯

rinto

仏壇の天井に吊るし、おもに仏壇の中段と下段を中心に照らす灯明具です。

主に浄土真宗で用いられ、右は本願寺派用、左は大谷派用です。

打敷

uchishiki

上卓や前卓と飾る金襴などで織られた布のことです。

浄土真宗は三角形、それ以外は四角形が用いられています。

柄、色とも様々ありお仏壇を綺麗に飾ります。

これにロウソクの火が燃え移らないように気を付けろと散々祖母に言われました…

過去帳・見台

kakocho

過去帳は代々の先祖や故人のご戒名、俗名、亡くなられた年月日、続柄をしるしたものです。

月命日にその箇所を開いてお参りします。

故人の霊魂が仮に宿る場所・依代だといえます。

見台は過去帳をのせておく台です。

浄土真宗では位牌を祀らず、過去帳をお仏壇に供えることが本式とされています。

灯篭

toro1

写真の左を吊灯籠、右を置灯籠と言います。

左右一対で用い、ご本尊やお位牌を照らします。

真宗系の宗派は各派により種類が異なる燈篭を使用しており、置き型の燈篭は用いません。

瓔珞(ようらく)

yoraku

仏の世界を美しく飾るために仏壇の中につり下げる荘厳具です。

お仏壇を美しく装飾するとともに、魔除けの役割も果たすといわれています。

古代インドの貴人が頭や首にかけた装身具からきたものといわれています。

瓔珞の漢字は「瓔」=「珠のような石・首飾り」を、「珞」=「まとう」という意味だそうです。

常花

joka

左右1対で飾る蓮の花をかたどった金属のお花です。

仏教界において最上の花とされる蓮華の花を象っており、茎は3本や5本など奇数の本数とされています。

枯れないだけではなく、お仏壇に生花だけでなく常花を飾っておくと、お仏壇の品格が上がるともいわれています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

お盆など特別な日に使う道具を中心にご紹介しました。

次回はお仏壇自体の名称などをご紹介したいと思います。

コメントを残す

このページの先頭へ