「りん」って知ってますか?仏具の名称

タイトルの通り、「りん」をご存知でしょうか?

燐?凛?

とお悩みの方、こちらが「りん」です。

rin

見たことのある方が多いと思います。

お仏壇の前にありますよね。読経の開始を知らせる道具です。

人を集めるための合図としてもちいられたとも言われています。

今でも、托鉢をしているお坊さんは小さいリンを手に持って鳴らしていますよね。

人の邪念を祓う効果もあるそうです。

今回はこの「りん」のような、一般的な仏具の名称と、使い方などを軽くまとめてみました。

香炉(こうろ)

koro

線香を焚くための仏具です。

仏具ではなく、アロマディフューザー的な使い方をする香炉もありますが、ここでは仏具の香炉の説明を…

線香を立てるために、中に灰や砂が入っていますよね。

画像では二種類写っていますが、右は上香炉、左は前香炉というそうです。

上香炉はご本尊前に置き、こちらには線香は立てません。飾りです。

線香用には広口の前香炉を用います。

線香を立てる以外にも、「お浄め」という意味もあります。

お寺などにある大香炉から、線香の煙を浴びるのはお浄めのためですよね。

宗派や地域の風習によって、使用する香炉や、用途が少々異なるようです。

花立て

hanatate

その名の通り、お花を立てます。

季節の花で、トゲのないものを飾りましょう。

大きさ・デザインは意外と様々なので、お仏壇とのバランスを見ながら買いましょう。

燭台(しょくだい)

shokudai

ロウソク立てです。火立てとも言います。

ロウソクの火で煩悩の闇を消すことができるんだとか。

細工は宗派によって違うことがあるようです。

これも大きさは様々なので、お仏壇とのバランスを見ながら買いましょう。

火事には注意してくださいね。

仏飯器

bukki

真宗大谷派では仏器と呼ぶそうです。

ご飯の盛り方も宗派によって違うんだとか。

炊き立てのご飯を盛る点はどの宗派も同じであるようです。

茶湯器

chaotoki

これも名前の通り、お茶・お湯・水をお供えする道具です。

浄土真宗では茶湯器を供えないそうです。

仏飯器も茶湯器も毎日供えます。

仏器膳

bukkizen

上記の仏飯器や茶湯器を乗せるものです。

上卓(うわじょく)・前卓(まえじょく)

uwajoku

maejoku

香炉や仏飯器などを供える台です。

上机は宮殿の前、前卓は須弥壇の前の中段か下段に置いて使います。

高坏

takatsuki

菓子やくだものなど、供え物を盛ります。

仏壇の中央か下段の左右に対で置きます。

ところでこの器、歴史の教科書で見たことありませんか?

縄文時代から使われている形の器なんです。

この細長い脚の高さは、仏様を敬っていることを示すんだそうです。

様々な形があるようですが、写真のような円型が一般的なようです。

線香差

senkosashi

その名の通り、線香をいれておくものです。

マッチ消し

macchikeshi

これも名前のまま、マッチの燃えかすを入れておくものです。

マッチを消してすぐにゴミ箱に捨てると危ないですよ。

経机

kyodukue

香炉や燭台、線香差、リン、マッチ消しを置きます。

が、本来は仏壇の前に置いて読経の際に、経本を乗せて使ったそうです。

現在では、上記のように日々使うものを置いたり、引き出しに経本や数珠をしまっておけます。

一般的には唐木製品と塗製品が主流ですが、最近は家具調仏壇に合わせたモダンなデザインの経机や、収納式の経机なども増えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

宗派によって仏具なども異なるのですが、今回は概ね、多くの宗派で日常的に使われている仏具をまとめてみました。

次回は、お盆の時に使う道具や、ちょっと便利な道具など、特殊な仏具の名称と使い方をまとめてみます。

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