今時、Amazonで買えてしまう!?意外と知らない位牌の値段や買い方

お仏壇を買おうかと思っている方、ご位牌はどうしようと思っていますか?

また、すでにお仏壇はあるけれど、新たにご位牌を買い足さなくてはならない方も、どうお探しでしょうか?

意外な探し方だと、タイトル通りAmazonで買えてしまいます。

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勿論、Amazonに限らず楽天など、各種通販サイトで買えてしまうご時世なのです。

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安いものだと本体で1000円代、文字入れ代も683円など。

10000円もあれば立派なご位牌が買えてしまいそうです。

けれど人生の中でそう何度も買わないご位牌。

相場も買い方も、ましてや通販で買って罰当たりでないかどうかも分かりませんよね。

そこで、今回はご位牌の基礎知識や相場、買う際のポイントについてまとめてみました。

ご位牌の種類

まずは基礎知識であるご位牌の種類から。

お仏壇と同様、ご位牌にも種類があるんです。

大きく分けて4種類。

先にスクロールして4つのご位牌を見比べてもらうと、3つは一見違いが分かりません…

が、作りや素材が結構違うんです。

種類ごとの相場もざっくりみていきましょう。

塗り位牌

塗り位牌

塗り位牌は板位牌のひとつで、漆塗や金粉、蒔絵といったものが施されたものです。

そもそも板位牌とは何かというと、上の写真のような位牌で、故人一人につき一つ用意するものです。

ご位牌を探している方のほとんどが、板位牌を探しているのではないかと思います。

先程、3つの位牌は一見区別がつかないと言いましたが、見比べて一番違いが分かりやすいのが、この塗り位牌の金装飾

黒地に金の装飾は高級感があり、人気の高い位牌と言えます。

使われている漆によっても値段が変わるもので、合成漆であれば比較的安価で購入でき、本漆では高くなります。

これは漆自体の値段だけでなく、作業工程も本漆の方が複雑なので値が張ります。

相場は合成漆の場合でおよそ1万円前後、本漆の場合は4万円以上になることが多いです。

唐木位牌

唐木位牌

唐木位牌も板位牌のひとつ。

黒壇や紫壇を用いて作られています。

この、黒檀や紫檀が唐木と呼ばれる木材なので、唐木位牌と言います。

唐木は堅い材質と美しい色合いや光沢から、建材、家具、楽器、仏壇などに重用されました。

堅いという特徴のため、唐木位牌は耐久性に優れ、材質自体の比重が重く、塗り位牌よりも重さを感じます。

黒壇は磨き上げると黒の光沢が出、紫壇は赤茶色をしています。

相場は2万円~5万円程度です。

モダン位牌

モダン位牌

モダン位牌は従来の位牌とは違い、現代的なデザインをしている位牌です。

以前の「お仏壇の種類と、各々の名称まとめ」の記事で紹介した家具調仏壇のような、現代型の仏壇に見合う形にデザインされています。

だからといって従来のお仏壇を既にお持ちの方には無関係というわけではなく、従来のお仏壇にも問題なく使用することができます。

色やデザインなど自由度が高く、なかにはクリスタルで作られているものなどもあり、故人の趣味・嗜好に合わせたものを選ぶことができます。

クリスタル

相場はデザインなどによって左右されますが、3万円程度からであることが多いです。

回出(くりだし)位牌

回出位牌

回出位牌」という単語自体が初耳という方も多いかもしれませんが、上記の板位牌の反対語にあたります。

回出位牌は一人用ではなく、複数人の故人を祀ることができるのです。

そのため、故人の戒名を記す札板が10枚程度入る箱がついており、複数の位牌をひとつにまとめることができます。

一般的には三十三回忌、あるいは五十回忌まではひとりひとつの位牌で管理し、それが過ぎると回出位牌にまとめるようです。

前述した3タイプで回出位牌を作れるため、相場は材質などによっても変わりますが、安ければ2万円程度から購入できます。

位牌の購入手順

一番ピンと来ないであろう、購入手順をご紹介します。

①位牌を選ぶ

上でご紹介した4種類からご位牌の種類を選びます。

また、選んだ中から、更に素材やデザイン、大きさを選ぶ必要があります。

迷う方は、大きさであれば基本的にはご先祖様のご位牌と同じか少し小さいくらいのものを。

デザインや素材は、お仏壇との兼ね合いや予算に合わせて選びましょう。

②文字レイアウトを選ぶ

位牌に入れる文字のレイアウトを決めます。

一般的には入れる名前が戒名か俗名かで2パターン、没年月日を表に入れるか裏に入れるかで2パターンの、合計4パターンが考えられます。

並べるご先祖様のご位牌を参考にすると良いでしょう。

③文字色や梵字の有無を決める

文字色は表面が金か白、裏面が金・白・朱であることが多いです。

また、宗派によっては戒名の上に梵字を入れることもあり、これの有無も決めます。

梵字

梵字について意味や一覧については、また後日まとめたいと思います。

④文字を掘るのか書くのかを決める

位牌に入れる文字は、彫るか書くかを決めることができます。

塗り位牌の場合は、書いたほうが光沢感と合わさって高級感が出ます。

逆に唐木位牌の場合は立体感を出すために彫った方が良いでしょう。

好みで決めたり、ご先祖様のものと合わせたりしましょう。

⑤文字入れ

彫り直しや書き直しはできないことがほとんどなので、頼む前にしっかり確認しましょう。

⑥納品

位牌の作成を依頼した場合、一般的に納期は1週間程度だとされています。

これは手彫りか機械掘りかによっても左右されるもので、機械掘りのほうが早くできることが多いです。

納品後も、文字などに間違いがないか、しっかり確認しましょう。

位牌購入の注意点

慣れない位牌購入。

以下の注意点をおさえておきましょう。

安い位牌には注意

タイトルにもある通り、ネット通販でご位牌が買えてしまうご時世。

安い物が全てが悪いというわけではありませんが、曲がっていたりムラがあったりするのはどんなものをネットで買う時も同じ…

ネット通販で済ませたいという方も、できるだけ国産のものを選ぶようにするなど、対策を練るようにしましょう。

手書き・手彫りの場合は職人の腕に左右されることに注意

上記で、機械彫りの方が早いと書きました。

しかしやはり手書き・手彫りの方が良いような感じがしますよね?

ところが、手作業には重大なデメリットがあります。

それは、職人の腕によって出来上がりに大きな差が生まれること。

文字の不揃いなどのトラブルもありますので、不安であれば機械彫りを選ぶようにしましょう。

打ち合わせを密に行えない店には注意

上記でも何度か書いたように、文字関係で重々確認をすることが大切です。

これには仏具店に相談したり、確認してもらったりする必要があるのですが、ここが疎かな店相手だとトラブルの原因になることも。

文字原稿を渡すだけで良いというような仏具店よりは、親身になって相談に乗ってくれるような仏具店を選びましょう。

買い替えの場合は位牌の処理に注意

新規に位牌を購入するほか、位牌を買い替える場合もあります。

その場合、古い位牌から魂を抜き、新しい位牌に入れなければいけません。

これをせずに古い位牌を処分してしまうと、故人の魂も同時に処分することになるので、必ず僧侶に依頼して魂抜き・魂入れをしてもらいましょう。

また、古い位牌を処分する場合は、きちんとお焚き上げをしてもらうのがいいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

滅多に買うことのないご位牌。

初めて購入する方がほとんどでしょうし、何度目かの購入だという方も、前回の購入のことはあまり覚えていないかもしれません。

注意点を中心に、是非お役立てくださいね。

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